虚言と妄想と現実のblog. I prescribe a drug for you....
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私は風が大好きです、愛国者です、こんにちは。
特に歌で綺麗に表現されている風が好きですね。 や、これは本当にまともな話で、あまり風に汚れを感じないんですよね。 いつもなら逆に取って無理やり汚れに感じたりするものですが、 不思議と風はそういうのがないんですよ、ええ、本当に。 突然こんな話題かというと数日くらい前の”あなたの風が吹くから”を聞いていて。 友人がなつかしいとメール送ってきまして、そこからなんか歌の話題に。 シアワセノサガシカタもそうですし、Wind Climbingもそうですしね。 風が吹いたり、風に吹かれたりするのは至高ですね。 おじさんにはたまりません。 ふと私の風とはどんなものだろうかと。梅雨っぽくジメジメしてるんでしょうかね? 決していい性格ではないんで、こうねちねち感がありそうな。 や、私の風なんてどうでもいいんですがね。むしろ、風邪?なんていうんじゃねぇ。 昔通った通学路のように。 帰り道、登校中に必死に上った坂を自転車で下る時の風。 短いそして決して高くはない坂道だったけれども。 今じゃ、きちんとアスファルトで舗装され、車で通ったときは風はエアコンだった。 翌々日、婆様のママチャリを借りて汗だくになりながらその坂を上り、 そしてただ下る。・・・ああ、違う風だ。アスファルトのどこか焼けたような匂い。 「おい、何してんだよ。早く行こうぜ。」 「まってよ~。」 と。上るのが辛かった記憶が甦る。そういや、近くで釣りしている連中もいたっけ。 あのいかにも泥臭い匂いもこの風が運んできてくれたはずなのに。 それは単純に釣り人がいなくなっただけではなく、 川自体が用水路としてコンクリートでがちがちにされてしまったせいだろう。 おかげできっと、周囲の田んぼは水が安定供給されて収穫が上がったに違いない。 そうだ、そもそもアスファルトになったおかげでコンバインやらなんやらが、 こんな奥の田んぼまでやってくれるようになったのだから、良いことなのだ。 私独りが追憶にふけるために、ここがこのままだということはありえない。 チャットの中で友人は、風は変化だと語っていた。その言葉の意味はよく分かる。 自然の風は良いものだ、なんて変な会話。風に自然も何もあるものか。 エアコンのほうが涼しいし、暖房の方が暖かい。せめて空気が美味いとかにしろ。 ああ、だからか。風に吹かれたり風が吹いたりするのが自分に心地よいのは。 風はどこでも変化はしていない。矛盾ではない。風の中身が違うだけ。 ここでシアワセノサガシカタがかかる。風に吹かれていけば~・・・ 過去の友人どもとは、あの場所で会うことはもう二度とないだろうけど。 それでもいつか会えるのかと、それは死んでからかもしれないが。 或いはWind Climbingのように、そういった考えに囚われること自体が、 風に遊ばれているせいかもしれない。 それでも自分の風が吹くからと、まとめようとするのは強引すぎるか。 ふと気付くとクラクションが鳴らされていた。 自転車が倒れて、道路を塞いでいた。きっと風のせいだろう。 車からおりて自分で立てればいいじゃんと思いつつ、 軽く頭をさげ自転車を元に戻す。 走り去る軽トラックの荷台には、金属の刃が光る草刈り機。 そういや、草を刈った際に感じる独特の匂いはそのままのように感じる。 その香りを愉しみながら、私はまどろみに体を預ける―――― お互い、チャットでそんなことを話し、沈黙する。 柄でもないし、そんなものをずっと昔に捨てたはずなのに。 ディスプレイの前で気まずい表情でもしているのかもしれない。 少なくとも私はそんな顔をしている。 「懐かしいな。」 その一言。ああ、もう素敵すぎです。うんうん懐かしいと過去を偲ぶ。 もう記憶の中でしか感じ取れないことですが・・・。 懐かしいと偲ぶ、という表現に突っ込むのは野暮な方向で。 ほかはどんどん突っ込んで。 それでは、また。 PR |
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